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しらすとちりめんの違いとは

しらすとちりめんの違いとは

この記事では

しらすとは

ちりめんとは

しらすとちりめんの違い

についてまとめました。

結論
しらすとちりめんの違いは獲ったあとのイワシの稚魚の乾燥度合いです。水分が多い方がしらすと呼ばれ、より長い期間天日干しされて水分量が低い方がちりめんと呼ばれます。また、乾燥度の違いにより魚の身の固さの違いも両者の違いの一つです。
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しらすとは

しらすは、イワシ(カタクチイワシやウルメイワシ、マイワシなど)の稚魚を水揚げして茹で上げたものなどを指します。獲ってから釜で茹でられたものを釜揚げしらす、釜揚げしらすをある程度乾燥させたものをしらす干しと言います。しらすは茹でるという加工がされていますが基本的に賞味期限が短く、冷蔵庫などで冷やして保管します。生のしらすをどれほど乾燥させるとしらす干しとなるかについては、煮沸した後の水分率や乾燥度によって分かれています。水分量が8割から9割程度のものを釜揚げしらす、機械干しや天日干しで6.5割から7割程度の水分量でしらす干しと呼ばれます。茹で上げられたしらすは身がふっくらとして柔らかいのが特徴で、程よい塩味がよいご飯のお供になります。

ちりめんとは

ちりめんとは、しらすと同じくカタクチイワシやマイワシなどの稚魚を原料としており、釜揚げをして茹であげたしらすを天日干しにしてしっかりと水分を抜いて乾燥させたものを一般的にちりめんと呼びます。日本での呼び名は幅広く、「ちりめんじゃこ」や、地域によっては「かちり」「じゃこ」などとバリエーションに富んでいます。ちりめんは魚の水分が抜かれており乾燥度が高いため賞味期限も長く日持ちするのが特徴です。ちりめんにするための天日干しの期間について明確な定めはありませんが、おおよその水分量が4割から6割程度まで乾燥させたものをちりめんと定義されるようです。イワシ本来の魚の旨みも凝縮されており、食べるかさも減るので沢山摂取できるのが特徴の一つです。

しらすとちりめんの違い

しらすとちりめんの違いですが、基本的なところはイワシの稚魚であるというところは同じなのですが、その製造工程による乾燥のさせ具合が一番異なるところです。しらすは、生のしらすを釜揚げなどで茹であげ調理をして魚の身の水分量がおよそ9割程度になったもの、もしくは釜揚げの後に天日干しなどで少しだけ乾燥させることで水分量を7割程度まで落としたものを指し、一方ちりめんはそのしらす干しをさらにじっくりと天日干しで乾燥させ、魚の身の中の水分をしっかりと飛ばしたものを指します。ちりめんは水分量が低くおよそ4割から5割程度まで乾燥させたものと定義されています。しらすは水分量が多く傷みやすいですが、ちりめんはしっかりと水分を抜かれているので比較的日持ちしやすいのも違いの一つです。

しらすとちりめんは離乳食で使えるのか

DHA、EPAともの豊富なしらす。赤ちゃんにたんぱく質をあげる段階になったら、手軽で栄養がとれる食材です。
しらすの方が柔らかいため、しらすの方がより早い時期に食べさせることができます。
しらすを更に乾燥させたものが、ちりめんです。
歯が生えてこない時期には丸飲みをしてしまうので、硬いちりめんを食べさせずにちゃんと茹でて柔らかくする必要があります。
離乳食にするしらす干しは、塩抜きするために茹でておき、すり鉢でつぶすと良いでしょう。
また、歯で噛めるようになったころには、細かく刻んだしらすを様子を見ながら食べさせると良いでしょう。

しらすのカロリーや栄養とは

しらすはイワシの稚魚で、栄養価が高い食品です。
DHA、EPA、ビタミンD、ビタミンB12が豊富です。骨を強くし、血液をサラサラにし、高血圧などの生活習慣病予防に効果的です。
高血圧や肝機能に効果的なタウリンが含まれています。水産物に多く含まれているタウリンは、さまざまな臓器機能の向上に効果的で、視力の回復にも期待ができます。
タウリンは母乳のなかにも含まれる成分で、赤ちゃんの発達にかかわる栄養素です。
しらすは塩分が高くなりますが塩分に気を付けていれば、食べやすく子供から大人まで健康な体づくりを支えてくれる食材といえるでしょう。

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