雑炊とおじやの違いとは
この記事では
雑炊とは
おじやとは
雑炊とおじやの違い
についてまとめました。
しらすとは
雑炊とは炊き上がったご飯を水で洗いぬめりを取った状態のものを出し汁や具材と一緒に煮込む料理のこと。ご飯を洗う意味はお米の粘りが取れることで、とろみのないサラッとした出汁になります。更にご飯自体にも出汁が染み込みやすくなるので、野菜や肉の出汁がたっぷり出た鍋の〆には雑炊がオススメとなります。私が鍋のあとによくする雑炊は鍋の中にある具材は全て取り出します。出汁が足りない時は水を継ぎ足して下さい。よく洗ったご飯を入れ塩で薄めに味を作ります。ひと煮立ちしたら溶き卵を入れて火を止めて蓋をして1分ほど蒸らします。最後にネギをふりかけ、醤油を軽くかけて完成。出汁の味を楽しむのが雑炊なので余計な具材を入れるのは私はしませんが基本はお好きなように食べるのが一番だと思います。
ちりめんとは
おじやとは炊き上がったご飯を洗わずにそのまま出汁と具剤で煮込んだ料理です。ポイントはご飯のぬめりを出汁に溶け込ませますので、トロッとした粘りのある出汁になります。鍋の〆ではなく、単体で作る時はおじやとして作る場合が多いです。オススメの作り方としては出汁を作り刻んだ大根や人参を入れ一煮立ちさせます。炊き上がったご飯を入れて塩と醤油で味を調整します。溶き卵を入れて火を止めて蓋をして1分ほど蒸らします。最後にネギを散らして完成なのだが雑炊と違い鍋の残った出汁を使っていないので、色々と最後に加えていきます。私はしらすと明太子を入れたりします。あと鮭フレークやたくあんなどの漬物もオススメです。おじやは具沢山で食べるのが私のやり方です。
しらすとちりめんの違い
違いとしては炊き上がったご飯を洗って使うのが雑炊。洗わないままでつかうのがおじや。ご飯のぬめりの有無が大きな違いとなります。雑炊はご飯自体にぬめりがなくなるので出汁が染み込みやすくなります。だからたくさんの具材の出汁が出ている鍋の〆は洗ったご飯を使ってご飯に出汁を染み込ませ、ご飯として楽しみます。一方おじやは0から作るときに本ダシとかで出汁をとるので洗っていないご飯を使い更に具材もたくさん入れて作ります。雑炊と違い出汁が単純なので具材を多く入れて楽しむ料理。定義的に説明しているが各々が好きなように好きな具材を使って食べるのが一番であると私は思っていますので鍋の〆に洗わないでご飯を入れても十分に美味しく食べれると思います。