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小麦粉とお好み焼き粉の違いとは

小麦粉とお好み焼き粉の違いとは

この記事では

小麦粉とは

お好み焼き粉とは

小麦粉とお好み焼き粉の違い

についてまとめました。

結論
小麦粉とお好み焼き粉の違いとは
どちらでもお好み焼きを作ることはできますが、一番の違いは「どれだけ簡単にできるか」です。小麦粉は小麦を製粉しただけの粉なので、お好み焼きの香りや味付けを自分で行う必要がありますが、お好み焼き粉は水と卵さえあれば味も香りもバッチリのふっくらしたお好み焼きが誰でも簡単に作れます。
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小麦粉とは

小麦粉とは、小麦を製粉した白い粉で、料理やお菓子作りなど幅広い用途に使われる素材です。小麦粉から作られる代表的な料理は、パン、ケーキ、麺などが挙げられます。小麦の種類によって含まれるたんぱく質「グルテン」の含有量などが異なり、その種類は大きく分けると硬質小麦、中間質小麦、軟質小麦、デュラム小麦の4種類です。製粉するとそれぞれからできた小麦粉は強力粉、中力粉、薄力粉、デュラム粉と呼ばれます。グルテンが多いほど粘り気や弾力が強くなり、逆に少なければ柔らかいフワフワの質感に仕上げることができます。また、それ以外にも通常は取り除かれる表皮や胚芽をそのまま挽いた全粒粉という種類も存在します。精製された小麦粉に比べ、食物繊維や鉄分などが豊富に含まれ、健康志向の食品に用いられることが多いです。

お好み焼き粉とは

お好み焼き粉とは、小麦粉をメインの材料としたお好み焼き作りに適した白い粉です。お好み焼きに合うように鰹節などのダシ粉や塩、砂糖などの調味料が調合されており、また、ふっくらと焼きあがるようにベーキングパウダーなども混ぜ合わせてあることが多いため、水と卵があればできるといった手軽さが一番の売りになっています。小麦粉からお好み焼きを作るよりも少ない材料で本格的な味になるよう調整してあるので、一般家庭や料理に不慣れな方でも一定の質のお好み焼きを作りやすいです。また、一般に流通しているお好み焼き粉の種類も多く、有名どころとしては、お好みソースで有名なオタフクや粉物メーカーの代名詞ニップン、冷凍食品をはじめとした主婦の味方日清製粉ウェルナなどもそれぞれ特徴をもったお好み焼き粉を発売しています。

小麦粉とお好み焼き粉の違い

小麦粉とお好み焼き粉の違いについて少し詳しくご説明します。まず、小麦粉は小麦を製粉しただけの粉なのでそのままでは味も香りもありません。その代わり汎用性が高く、作り手の手間は発生しますが、お好み焼きだけでなくパン、麺、ケーキなど様々なものが作り出せます。それに対してお好み焼き粉は、ダシや調味料で既に味や風味付けがされているので、パンや麺、ケーキづくりに転用することは難しいです。代用品として使えるとしてもせいぜいたこ焼き粉ぐらいです。ただし、小麦粉と違って最低限の材料(水と卵)さえあれば誰でも簡単に一定以上のレベルのお好み焼きを作ることができます。また、最近では各メーカーごとに特色を出していて、カツオ風味が強いもの、昆布風味が強いもの、ふっくら仕上がるとろろ入りなど各自の好みの味を探すこともできるようになっています。

お好み焼き粉の原材料やアレルギーは

まず、お好み焼きには小麦粉が使われているため、小麦アレルギーの方は注意です。
また、製造過程でサバの粉末を加えたりする場合があるので、魚介類にアレルギーがある方は、表記のチェックが必要です。

山芋を入れるとふわふわな食感になるため山芋を使用したり、繋ぎのために卵が含まれていることがあります。
粉モノ料理としてアクセントを加えるために、実は色々な素材をアレンジして加えている場合があります。
小麦粉以外のアレルギーの方でも、そのことを念頭に置いておくとよいでしょう。
2022年には給食でお好み焼きを食べた児童が、山芋や卵アレルギーを起こすということがありました。通常は卵や山芋を使わないお好み焼きを発注していたとのことですが、誤ったお好み焼き粉が納品されてしまったという事例もあったようです。

お好み焼き粉を小麦粉で代用してもいいのか

お好み焼きの原材料は小麦粉が使われています。
小麦粉をベースとして、アレンジを加えて行けば十分家庭でも作ることが出来るでしょう。
小麦粉を使った生地に、膨らますための「ベーキングパウダー」とダシとなる粉末を混ぜ合わせて作ることが出来ます。

昭和産業のお好み焼き粉を参考にすると、含まれているものは下記のとおりです。
小麦粉、砂糖、食塩、ぶどう糖、かつおぶし粉末、さばぶし粉末、ベーキングパウダー、調味料(アミノ酸)、乳化剤となっています。
企業が開発したダシなどは美味しい比率を研究されているので、慣れていない方でも専用の粉を使えば簡単に美味しく作れるでしょう。

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