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からしとマスタードの違いとは

この記事では

からしとは

マスタードとは

からしとマスタードの違い

についてまとめました。

結論
からしとマスタードの違いは、和からしは「オリエンタルマスタード」をいう種類のからし菜の種子を使われており、洋からしに比べて辛みが強いということが分かりました。少量で辛みを感じられ、ツーンと鼻を抜ける辛さが特徴です。洋からしはマスタードとも呼ばれ、ビネガーやワイン、スパイスや砂糖などを配合して作ります。そのため和からしに比べ風味や辛みがマイルドです。 それぞれ合う料理なども異なるため、上手に使い分けて楽しんでみてはいかがでしょうか。
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からしとは

からしとはアブラナ科の『からし菜』という植物の種子を原料として使用しています。からしの種子はそのまま噛んでも辛みをあまり感じませんが、すりつぶして水を加えて練ると、種子に含まれる「ミロシナーゼ」という酵素が働き辛みを感じるようになります。からしにはカルシウムやリン、マグネシウムなどが豊富に含まれます。 これらの栄養素は人の身体にとって、とても重要な骨や歯をつくるときに必要なミネラルです。 からしにはカリウムもまた多く含まれます。 カリウムは身体の疲労回復を促してくれるはたらきなどが期待できます。またからしに含まれている成分のるアリルイソチオシアネートは、からしに含まれる辛味成分です。 アリルイソチオシアネートには殺菌作用、抗酸化作用があり、この成分の作用は免疫力を高めたり、動脈硬化やがんの発生を予防する効果が期待できるようです。 他の食材と組み合わせて摂取できる食事をこころがけましょう。

マスタードとは

マスタードとは 、からしに酢などを混ぜた調味料、洋からしのことです。 英語で「からし」全般のことでマスタードは、カラシナやシロガラシの種子やその粉末に、水や酢、糖類や小麦粉などを加えて練り上げた調味料です。カラシの風味と酢の酸味が持ち味です。狩りや木の実拾いが主な仕事だった頃から、マスタードは使われていたそうです!当時の人々は、野生のマスタード種子を肉と一緒に食べるとおいしく、刺激的で、肉の味を変えられることを知っていたんですね。 その頃はそのまま肉に振りかけて食べていたと言われています。 長い歴史を持つマスタード。 当時の味もぜひ味わってみたいものですね。なんとあの正倉院の建物の中から、信濃の国の辛子の種が発見されています!もっとも日本において辛子は、食用というより医療品としての利用がそのほとんどだったようです。

からしとマスタードの違い

からしとマスタードの違いは、からしとマスタードはどちらも「アブラナ科からし菜」の種子が原材料となる香辛料です。種子の違いが、からしとマスタードの違いになります。 オリエンタルマスタードシードを主原料とし、薬味的に少量ずつ使用するものを「からし」、イエローマスタードシードやブラウンマスタードシードを主原料として、ソース的に比較的量を多く使用するものを「マスタード」と呼ぶのが一般的です。 <からし> オリエンタルマスタードシードを主原料とします。辛味が鼻にツーンと抜けて刺激味が強く、主に和食との相性がよいです。 <マスタード> イエローマスタードシードを主原料とします。辛みは穏やかで主に洋食メニューとの相性がよいです。 <粒マスタード(粒入りマスタード)> ブラウンマスタードシードを主原料とし、粒々の食感が味わえ、酢や食塩などを加え、マイルドな味にしています。

からしやマスタードの殺菌効果とは

からしやマスタードに含まれる「アリルイソチオシアネート」には殺菌作用があります。
辛味を感じる成分である「アリルイソチオシアネート」は、わさびにも含まれており、鼻にツーンと抜ける辛味です。

マスタード(洋からし)は、鼻に抜ける揮発性の変化が少ないため辛味を感じにくいですが、和からしと同様にこの殺菌成分が含まれています。
お弁当に梅干しをいれて殺菌効果を高めるように、マスタード入りのサンドイッチは腐敗がすすみにくいといえるでしょう。

マスタードシードとは

マスタードシードは、からし菜の種子で乾燥させたもので、からしやマスタードに加工する前の種の状態のものをいいます。
粒状態のまま料理に加えることができます。
ピクルスとして野菜と一緒に粒を漬け込むことでスパイシーに仕上がります。
スパイスの持つ高い効果を食べやすく料理に取り入れることが出来ます。
炒め物といっしょに調理すると、体をより温めることができるでしょう。

また、からしには、体をあたためる効果があります。
からしを溶かしたお湯にタオルを入れて絞り、温湿布として体に巻き付けることで喘息を緩和する治療法もありました。
薬用として利用されてきた歴史を持つスパイスです。

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