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ゆずとすだちの違いとは

この記事では

ゆずとは

すだちとは

ゆずとすだちの違い

についてまとめました。

結論
ゆずとすだちの違いとは 大きい方から順に、かぼす、ゆず、すだち。 かぼすはテニスボール、すだちはゴルフボールほど、青ゆずはその中間くらいの大きさとなっています。 かぼすとすだちは深い緑色で表面がつやつやしていますが、青ゆずはほんのり黄色が混ざり、ゴツゴツとした手触りなのも特徴です。
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ゆずとは

ゆずは実の大きさは110~130gほどで、約8cm程度です。 高い香りが特徴で、果皮・果汁共に芳香が強く、料理には最適で、香味料、マーマレードやお菓子の材料に使われます。 果汁は酸味が強いのが特徴です。ゆずの原産地は中国で、長江(揚子江)の上流あたりと考えられています。日本へは奈良時代には渡来していたといわれ、「続日本紀」(797年)では、772年の6月に落下した隕石について「柚子ぐらいの大きさ」と記されています。 また平安時代の「倭名類聚鈔」においても「柚」は登場しているので、古くから日本人になじみのある柑橘といえるでしょう。ちなみに中国では「柚」はブンタンを指し、ゆずは「香橙」と表記するそうです。

すだちとは

すだちは、徳島県を代表する「香酸柑橘類(こうさんかんきつるい)」で、すがすがしい香りと、さわやかな酸味が特徴です。 国内生産の9割以上が徳島県であり、生産量は全国1位を誇ります。すだちの来歴は不明ですが、ゆずの近縁種と考えられていて、徳島県では古くから利用されていました。小野嵐山の「大和本草批正」(1780年)では、「リマン」という柑橘の解説において「阿州方言スダチと云う」と記されています。ただし、このリマンが現在のすだちと同じものなのかどうかはわかりません。 1960年代以降、すだちは生産量が増えて全国的に消費されるようになりました。ちなみに「すだち」という名前は「すたちばな(酢橘)」が縮まったものとされています。 すだちは露地栽培とハウス栽培のものがあり、年間を通して流通していますが、風味がよいのは9~10月頃に収穫される露地栽培のものとされます。

ゆずとすだちの違い

ゆずとすだちの違いについて、まずゆずは、果皮全体が色づいていて、皮がかたく張りがあるもの。 また香りがよく、ヘタの切り口に鮮度が感じられるものを選びましょう。 皮に黒ずみや傷があるものは避けたほうが無難です。ゆずは酸味が強いため生食にはむきません。果皮を削ったり果汁をしぼったりして、香りと風味を楽しみます。香味料や食酢、柚子胡椒(ゆずこしょう)、柚子味噌、吸い物などのほか、ジャムやゼリー、ジュースなどにも利用します。 すだちは、ミカン科カンキツ属の常緑樹であり日本では、徳島県の特産品として知られており「緑の宝玉」とも呼ばれています。その国内生産量のシェアは9割以上と、徳島県がダントツ1位を誇る食材です。旬の時期は8~10月ですが、徳島県ではハウス栽培などを利用し、年間を通じて出荷を行っています。すだち、かぼす、青ゆずの3者の中ではすだちが一番小さいです。

ゆず風呂はなぜ入る?ゆずの効能とは

ゆず風呂は、冬至の日に入ると良いとされています。
冬至は24節季のひとつで、季節が移りかわるタイミングであり、毎年12月21日あたりにやってきます。
冬至は一年を通していちばん昼が短く日照時間が少ない日となっています。
古来から「冬至にゆず風呂に入ると一年を通して風邪をひかない」といわれています。

ゆずの皮には、精油成分(エッセンシャルオイル)が含まれています。
ゆずをお風呂に入れることで、その芳香からリラックス効果が得られます。
湯につかることで疲労回復効果が期待でき、抗酸化作用により美肌効果があります。
ゆずは気の巡りを良くする食材です。
食べると胃の不調を和らげるので食欲不振を改善し、さらに咳をおさめることが期待されます。

すだちの効能とは

すだちは柑橘系果物として、抗酸化作用や美肌効果が期待できます。
柑橘に含まれるポリフェノール「ヘスペリジン」には、冷え性改善効果や、血圧を改善してくれたり、中性脂肪の低減が期待されています。
さらにすだちは、独自のポリフェノール「スダチチン」を保有していることが研究で分かりました。
「スダチチン」には内臓脂肪の軽減効果が確認されており、スダチの果実の皮にのみ存在しているといわれています。
近年、スダチの肥満予防効果に注目されたことによって、サプリメントが開発されています。

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