ペンネとマカロニの違いとは

ペンネとマカロニの違いとは

この記事では

ペンネとは

マカロニとは

ペンネとマカロニの違い

についてまとめました。

ペンネとは

ペンネとはイタリアのカンパニア州やシチリア州でよく食べられるパスタであり、ペン先のように斜めに切られた特徴的なパスタになっています。 乾麺で販売されることがほとんどで、素材には小麦粉やデュラムセモリナ粉と水が使われており、このあたりは他のパスタとも違いはほとんどありません。 ペン先のように斜めに切られた筒状のパスタ。表面に波状の筋が入ったものはペンネ・リガーテ (penne rigate)、小型のものはペンネッテ (pennette) と呼ばれています。このペンネと言う名前の由来ですが、その形状を表すようにイタリア語で羽根やペンを意味する「Penna」の複数形から来ています。 先ほども触れましたが、形状がペン先に似ていることから、この名が付けられたとも言われています。

マカロニとは

マカロニとはマカロニはイタリア語表記だと「Maccheroni」となり、正式な日本語表記は「マッケローニ」となります。よく短めのパスタの多くはマカロニと表記されていますが、こちらも明確な基準があります。 これは形状にも関わる話なので後述させていただくとして、そのほとんどは乾麺となっており、イタリアを始めとした多くの国で使用され、様々な料理が生み出されています。 材料には小麦粉を使用し、これに塩を加えてこねた後、筒状の成形器具に入れ、圧力を加えて押し出すことで、皆さんが良く知るところの形になります。長さに関しては押し出しのスピードと、出てきたパスタを切断するタイミングの調整で決めるということです。

ペンネとマカロニの違い

ペンネとマカロニの違いは、一般的にマカロニというと筒状のパスタで、ペンネはマカロニの両端が斜めに切り落とされたパスタ、とされています。 そもそもパスタはスパゲティなどのロングパスタと、ペンネやマカロニなどのショートパスタの二つに大きく分けられます。日本ではマカロニというと、穴のあいた棒状の短いパスタのことをいいますが、地域によってはショートパスタ全般のことを指すこともあります。 一方パスタの本場イタリアでは、マカロニもペンネも数あるショートパスタのうちのひとつであり、ペンネはマカロニに含まれません。ペンネとマカロニは別物として扱われています。 つまり、日本はイタリアと比べてマカロニが広い意味をもっているということであり、イタリアと日本でのマカロニの認識の違いがマカロニとペンネの見分けにくさを生んでいるようです。

ペンネやマカロニ、一人前は何グラム？茹で方とは

ペンネやマカロニのショートパスタは60g前後が目安で、パスタは100g前後が目安です。
ショートパスタは、ロングパスタ（通常の乾麺）よりも膨らみやすいため、少ないグラム数でほぼ同等といえます。

ショートパスタを茹でるときは、鍋の底に沈んで鍋にくっつきやすいため、湯の中に入れたら中をかき混ぜることがポイントです。
また、しっかり水切りをしてから味付けをしましょう。

ショートパスタの種類や用途とは

ショートパスタは、「マカロニ」や「ペンネ」のほかにも、「ニョッキ」、「ファルファッレ」、「シェル」などあります。
それぞれのかたちによって味の染み込みやすさや食感は変化します。
日本で有名なショートパスタは、一番はマカロニでしょう。
「マカロニサラダ」や「マカロニグラタン」などの料理で使われています。シンプルな筒状のかたちのため、素材の味と馴染みやすい食感です。

ペンネは斜めにカットされていて中が空洞のため、味染みが良いといわれています。
アラビアータに入ったペンネは、ソースが染み込んでいて、噛み応えのある食感が楽しめます。
その他にも貝のかたちをした「シェル」や、ネジのように渦巻いたかたちの「カール」などあります。
ショートパスタは麺のパスタとは違って、様々なかたちを楽しみつつ食事ができるといえるでしょう。