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鮭とサーモンの違いとは

鮭とサーモンの違いとは

この記事では

・鮭とは

・サーモンとは

・鮭とサーモンの違いとは

についてまとめました。

結論!鮭とサーモンの違いとは

「鮭」は天然もので

加熱して食べるもの。

「サーモン」は養殖もので

生で食べられるものとなります。

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鮭とは

鮭は天然物や国産物が多く、実は海水魚です。

鮭の塩焼きや鮭フレークのように、鮭は加熱をしないと食べられません。

それは、天然の鮭がエサにしている「オキアミ」が関係しています。

オキアミは「アニサキス」という寄生虫を食べ、それを食した鮭は

アニサキスの幼虫を寄生させてしまいます。

その鮭を人間が生で食べると食中毒になり、

激しい腹痛や嘔吐などの症状が出るので、注意が必要です。

また、鮭の身の色はオレンジ色や赤色をしていますが、

赤身ではなく白身になります。

それにもオキアミが関係しているのです。

オキアミにはアスタキサンチンという赤い色素が含まれているため

そのオキアミをエサにする鮭の身は、オレンジ色になっているそうです。

 

サーモンとは

サーモンは、養殖が多い淡水魚です。

刺身や寿司で広く食べられている通り、生で食べられます。

生で食べられる理由は、サーモンのエサにあります。

養殖のサーモンは、ペレットや魚粉をエサとして食べています。

これらのエサには食中毒の原因となる

アニサキスが寄生することがないため、

加熱処理をしなくても食べることができるのです。

またこのエサにアスタキサンチンを混ぜているので

サーモンの身も鮭と同じように

オレンジ色になっているのです。

ちなみに養殖の鮭が「サーモン」と

呼ばれるようになったのは1986年。

ノルウェーでは1970年代から鮭の養殖が行われており、

ノルウェー人によって日本に鮭の養殖が伝えられたのです。

生で食べられるものですが、

「鮭」という名前のままでは抵抗があると考え、

天然と養殖との違いを出すために

「サーモン」という名前で売られていたそうです。

 

鮭とサーモンの違いとは

「鮭」と呼ばれるのは天然のもの、

加熱して食べるもの。

その反対で、「サーモン」は養殖のもの、

生で食べられるものとなります。

そのため、寿司屋では生のにぎりを「サーモン」、

炙りのにぎりを「鮭」と呼ぶことが多いそうです。

日本人にとって馴染みの深い鮭は、

たんぱく質・脂質・ビタミン類などを多く含んでいるので、

美味しいだけでなく、栄養価の高い食材です。

ただし、鮭に多いビタミンB群は

水に溶け出しやすい性質があるため、

鍋料理や汁物などに使うときは

スープごと飲むのがおすすめです。

 

鮭とサーモンの効能や美容効果は

鮭やサーモンは赤身魚ではなく白身魚ということですが、赤い色素である「アスタキサンチン」には高い抗酸化作用が注目されている成分です。
アスタキサンチンには、美容のサプリメントや、化粧水などの基礎化粧品としても利用されているほど、アンチエイジング効果が期待されています。

鮭は、血のめぐりを改善してくれる食材です。
胃腸を温めることができるのでお腹が冷えている人や、冷え性の予防に効果的です。
さらに、全身の水分の巡りを良くしてくれます。

鮭の保存方法とは

生鮭は2日以内に食べるようにしましょう。
半日を過ぎるときは、ペーパータオル上に鮭を置いてからラップをして冷蔵庫保存をします。
生鮭を冷凍をする場合は、しっかり水気を切った状態でラップをして2-3週間以内に食べるようにしましょう。
冷凍したときの魚の状態や、冷凍保存状態が悪いと、解凍時に魚が傷んでいることがあります。
魚は鮮度が大切なため、市販の冷凍鮭ではなく家庭で冷凍をはじめる場合は注意しましょう。
鮭を冷凍する場合は、買った当日には冷凍保存するようにしましょう。

なぜサーモンは生で食べられる?

理由は「養殖」が出来るようになったからです。

サーモンを養殖することによって寄生虫をエサにするサーモンがいないので

安心、安全に食べることが出来るのです。

サーモン以外の淡水魚を生で食べることも危険ですので

注意をしましょう。

サーモンの人気の理由は?

子どもから大人まで幅広い層に好まれている「サーモン」。

小さな頃からからサーモンを生で食べてきた世代が増えて

消費者層が拡大していることが理由の一つとして考えられているようです。

また回転寿司チェーンでは、「炙りサーモン」や

オニオンスライス・マヨネーズをかけた「オニオンサーモン」など、

アレンジネタも若者の味覚にマッチしたのではないでしょうか。

仕入れが容易で、大規模なチェーン店でもネタを扱いやすいこと

理由の一つと言えるでしょう。

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