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わかめと昆布の違いとは

わかめと昆布の違いとは

この記事では

・わかめとは

・昆布とは

・わかめとコンブの違いとは

・わかめや昆布を毎日食べてもいいのか

・こんぶのだしの栄養素とは

・海藻はダイエットに最適

についてまとめました。

 

結論!わかめと昆布の違い
わかめと昆布は違う海藻です。
わかめが褐藻(かっそう)類アイヌワカメ科の海藻で、昆布は褐藻類コンブ科の海藻です。

 

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わかめとは

わかめとはコンブ目チガイソ科に属する海藻の一種です。日本では古くから食されてきた食品で、日本海側で良くとれる海藻です。わかめは北海道の西側から九州まで広く分布してます。日本では7世紀から8世紀に書かれた万葉集にも見つけることが出来ますので、そのころより食べられていたようです。わかめは自然繁殖したものを収穫していましたが、昭和30年頃から人工による養殖が開始され、生産地が増え収穫量も増えてきました。またわかめは乾燥して出荷していましたが、冷蔵や冷凍技術の進化により生ワカメが食べられるようになりました。わかめは料理にする場合は、サラダ、酢の物や味噌汁に使用されたりします。わかめの栄養はヨードやカリウム、フコダイン、鉄やカルシウム、ビタミンA、C等の成分が意外にも多く含まれており生活習慣病の予防の効果も期待されます。

昆布とは

昆布とはコンブ目コンブ科に属する海藻の一種で、わかめとは近縁種です。昆布も日本では7世紀ごろから食されているといわれています。日本では北海道沿岸から岩手県の三陸沖に多く分布し寒い地域に繁殖する海藻です。収穫量は北海道が多いのが特徴です。昆布はわかめ(1メートルから2メートル)と違い種類によって長さが4メートルから20メートルまで成長する種類です。昆布はわかめより分厚く料理のだし等に使用されます。理由はうま味成分が含まれているからです。うま味成分はグルタミン酸と呼ばれるもので、調味料の味の素でも使用されている成分です。他の料理では昆布が肉厚なので、魚等の魚介類を挟んで昆布巻きにしたり、煮物にして食べられます。栄養もわかめと同様にヨード、カリウム、カルシウムなどが多く含まれ生活習慣病の予防にも効果があると言われています。

 

わかめと昆布の違いとは

ワカメは根と長い茎から何枚もの葉が生えており、普段食べているのは葉の部分です。その葉の体長は1m程です。ワカメは寒い場所だけでなく、温かい場所でも育つことができるので全国で収穫することができます。成長するまでに約1年かかり、その後収穫します。

昆布は根と茎の先に1枚の葉で出来ており、普段食べているのは葉の部分です。その葉は約数10mありとても大きいのが特徴です。寒い地域の海でしか育たないため、日本での主な産地は北海道で、国内生産量の8割を占めており、残り2割を三陸沿岸部が占めていると言われています。2年程かけて成長した後、収穫します。製品にするまで大きな手間がかかるのでワカメと比べて高級な物も多いです。

昆布のうまみ成分として知られるグルタミン酸はワカメのほうが多く含有しています。しかし、ワカメはだし汁をとるための食品としては向いていません。昆布だしにはグルタミン酸が溶け出すのに対して、ワカメでとっただし汁の中にはグルタミン酸は溶け出さないという研究結果があるためです。

 

わかめや昆布を毎日食べてもいいのか

わかめや昆布や海苔には、「ヨウ素」が含まれており、このヨウ素は、髪を美しく保つことが出来ます。また、成長期の子供の発育には良い食材です。
ですが、摂取のしすぎには注意が必要です。

あまり摂取しようとしなくても、日本人の食生活で取り入れやすい食品となるので、基本的に欠乏することはない食品です。
摂取したものヨウ素のほぼ全てが、吸収され甲状腺を通ってから、ほぼ全てが体外に排出されます。
よって、毎日摂取することで、甲状腺が腫れてきたりするトラブルが出てくることがあります。ハセドウ病の方は注意が必要な食材です。

お菓子感覚で、たくさん乾燥したわかめや昆布を食べると、胃腸のなかで膨れ上がって、腹痛をおこしやすくなります。

こんぶのだしの栄養素とは

ミネラルが豊富な食材です。
日本昆布協会によると、昆布に含まれるミネラルは牛乳の約23倍。カルシウムは約7倍、鉄分は約39倍といわれています。

また、旨味成分ともいえる「グルタミン酸」は、味に深みを感じることができます。
塩を少なめにしてもおいしさを感じるために減塩に効果的です。
「味の素」のうま味調味料、あの白い粉も「グルタミン酸」を主成分としたものとなっています。

海藻はダイエットに最適

なぜダイエットに最適かというと、食べ過ぎ予防ができます。
海藻を先に食べ、ある程度お腹を満たしてから食事をすることで、いつもより少ない量で満足できます。「お腹いっぱい食べられない」というストレスを減らしてくれます。

海藻はカロリーを気にせず安心して食べられ、「かさ」があるので満腹感を与えてくれます。

また、糖や脂質の吸収を抑えてくれる作用があります。
「フコイダン」や「アルギン酸」という水溶性食物繊がわかめと昆布などには含まれています。

食物繊維には、糖や脂質の吸収を妨げてくれる役割があります。

食物繊維は体で消化されない栄養素で、糖や脂質を吸着して外へ出してくれます。

 

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