めかぶともずくの違いとは
この記事では
・めかぶとは
・もずくとは
・めかぶともずくの違いとは
・めかぶともずくはダイエットにいいのか
・めかぶともずくは血糖値にいいのか
・味と食感の違いと栄養素の違いは
についてまとめました。
めかぶは、わかめの根元の部分のことを指します。
もずくはナガマツモ目モズク科の海藻の一種です。
めかぶとは
めかぶは、「ワカメの根元部分」にあたります。ワカメの生殖細胞が集まった部位です。つまり、ワカメとめかぶは同じものです。上のひらひらとした部分がワカメ、下の生殖細胞がメカブとなります。一般的にスーパーに並んでいるのは加工済みの緑色をした『味付けメカブ』で、生めかぶは「濃い茶色」をしています。産地ではとれたてのめかぶをしゃぶしゃぶのように湯通しして、ポン酢で食べることもあります。また、めかぶの本場三陸では春の3月?4月頃の約1ヶ月間がめかぶの旬で、最もおいしい季節になります。めかぶに含まれる主な栄養素は「フコイダン」と「アルギン酸」。フコイダンは免疫力の向上、アルギン酸はデトックス効果や、ダイエット効果があると言われています。
もずくとは
もずくは、モズク科やナガマツモ科に属する海藻です。 沖縄では、三杯酢で食べられることが多く、「スヌイ」とも呼ばれています。 おもに熱帯から温帯の浅い海に分布します。麺のような細長い形状で枝分かれのある糸状藻類であり、 他の褐藻類に付着することから「藻付く」という名がついたといわれ、漢字では「藻付」と書かれます。 海中に自生している時は褐色や濃い茶色ですが、他の褐藻類と同様熱湯に通すと緑色になります。 日本で消費されているもずくのほとんどが沖縄産もずくで、約9割が養殖です。 食べると、表面がぬるねるとして強い粘りが特徴の触感です。 このぬるぬるの部分に体に良い栄養素のフコイダン、アルギン酸が多く含まれ、ミネラルやビタミンも豊富に含まれています。
めかぶともずくの違いとは
めかぶはわかめの根元部分を湯通ししてから細かく刻んだものです。めかぶの生産地の数はもずくに比べて多いですが、中国や韓国から安い輸入品が多数入ってくることもあり、国産のめかぶはもずくよりも原価が高くなっています。
もずくは海藻の1種です。もずくの約99%は沖縄県で養殖されたものであり、主に太もずくと糸もずくの2種類があります。スーパーで販売されているもののほとんどは太もずくが使用されています。
めかぶともずくはダイエットにいいのか
食物繊維がたっぷりな、めかぶともずくはダイエット効果に期待ができます。海藻類は水で膨らむ性質をもつので、腹持ちがいいといわれています。
「フコキサンチン」という成分は体脂肪を減少させる効果があるといわれており、ダイエットや肥満予防に効果的な食材です。
居酒屋でめかぶやもずくがお通しとして出てくることがありますが、揚げ物などを食べる機会としては肥満予防的に食べたい食材だといえます。
さらに、めかぶやもずくは免疫力をアップするはたらきがあり、抵抗力のある体になれる効果が期待できます。
めかぶともずくは血糖値にいいのか
食物繊維が豊富なだけでなく、さらに体脂肪を減少させることにも効果的な、めかぶともずく。
どちらも血糖値の上昇をおだやかにする働きで知られています。
トリトンフーヅの「めかぶファースト®」は、食前に食べる事で食後血糖が上がりづらい商品として開発されています。
このめかぶ商品は、ベジタブルファースト(野菜を先に食べて食後の血糖値を上がりづらくする食べ方)よりも効果があることが、科学データ上でも立証されました。
日々の食生活に少し取り入れてみることで健康を保持することができるでしょう。
味と食感の違いと栄養素の違いは
めかぶは、トロっとしたぬめりがあり、肉厚でコリコリとした食感を楽しめます。多くはうす塩味で味付けされています。
めかぶの栄養素は、アルギン酸カリウム、フコイダン、フコキサンチンという栄養素が含まれており、食前にめかぶを食べると血糖値の上昇を抑制してくれます。
もずくは、つるっとしたぬめりとシャキシャキとした歯ごたえを楽しめます。よく三杯酢や黒酢で味付けされています。もずくは酸味のきいた味付けとの相性がいいですが、酸味が苦手な方は味付けされていないもずくにめんつゆをかけて食べると美味しいです。
もずくの栄養素は、特にフコダインが多く含有しており、フコイダンは感染した細胞を攻撃するNK細胞という最前線で戦う免疫細胞の働きを活性化させるため、免疫力アップが期待されます。