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ヌクマムとナンプラーの違いとは

ヌクマムとナンプラーの違いとは

この記事では

・ヌクマムとは

・ナンプラーとは

・ヌクマムとナンプラーの違いとは

・ヌクマムとナンプラーのメリット、デメリットとは

・世界や日本の三大魚醤とは

・ヌクマムとナンプラーのおすすめレシピ

についてまとめました。

結論
ヌクマムとナンプラーの違い
ヌクマムはベトナムで使用され、ナンプラーはタイで使用されており、同じ魚醤ですが、熟成期間が違います!

ヌクマムとは、ベトナム発祥の調味料の一種です。ベトナムの代表的な麺料理であるフォーや、生春巻きに使用されます。

ナンプラーは東南アジアのタイでよく使われている調味料の一種です。タイの伝統料理のトムヤムクンなどに使用されます。

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ヌクマムとは

ヌクマムとは、ベトナム発祥の調味料の一種でベトナムの代表的な麺料理であるフォーや、生春巻きに使用されるなど、ベトナムでは日常的に使われています。日本でいうところの醤油に近い使われ方をします。ヌクマムは、半年から1年の間、イワシなどの魚を塩に漬け込むことによって発酵と熟成をさせて、その後一部の成分を抽出して作られます。ヌクマムという名前の由来は、ベトナムの言葉で液体を表すヌクという言葉と、塩辛いという意味のマムを組み合わせた言葉です。ヌクマムの特徴は魚特有の風味が強いことと、同様の調味料のナンプラーに比べて塩辛さがマイルドになっていることがあげられます。伝統的な調味料であり、ベトナム料理を語る際には必要不可欠なものです。

ナンプラーとは

ナンプラーは東南アジアのタイでよく使われている調味料の一種です。語源は液体を表すナムという言葉と、魚を洗わすプラという言葉で、直訳すると魚の液体となります。タイでは日本の醤油に近い使われ方をする調味料です。ナンプラーの主な原料は、カタクチイワシに代表される小魚と塩です。小魚を塩に漬け込んで1年から1年半の間、じっくりと発酵と熟成をさせたのちに、成分を絞り出すことで作られます。ナンプラーには魚を由来とする独特の風味と、インパクトの強い塩辛さがありますが、気温の高いタイでは日常的な料理に用いられるなど、生活に欠かすことのできない調味料となっています。ナンプラーと相性が良い料理の代表的な物としては、トムヤムクンなどのタイの伝統料理があげられます。

ヌクマムとナンプラーの違いとは

ヌクマムとナンプラーの違いは、

ヌクマムは、ベトナム料理で使われる調味料で、小魚と塩で作られた魚醤のこと。

ナンプラーは、タイで調味料として用いられている、小魚を塩漬け発酵させた魚醤のこと。

どちらも、イワシを発酵し、作られる魚醤なので、違いとしては、塩味具合、生産国です。

ナンプラーの方が塩分がきついため、。料理に使う際、入れすぎてしょっぱくなってしまうこともあるので注意が必要です。

人によっては、だし醤油のような味わいという方もいるので、どちらが好みか、料理に使う前に1度味見をしてみても良いでしょう。

ヌクマムとナンプラーのメリット、デメリットとは

ヌクマムやナンプラーはどちらも「魚醤(ぎょしょう)」のことです。
魚を塩漬けにしておよそ1年くらい経ってからできる発酵食品です。

デメリットとしては、塩分量が多いこと。
もちろん塩漬けにしているので、適量を使わなければ塩分過多となりますので注意しましょう。

また、独特の魚の香りから苦手意識を持たれる方は多いかもしれませんが、好みの味付け(鶏肉風味など)をしたあとに、ナンプラーを小さじ1杯程度入れると良いでしょう。

アジア料理やエスニック系の風味付けが苦手な方は、レモンやネギなどを入れると、全体の味のバランスが取れるといわれています。

メリットとしては、原材料として使用されるカタクチイワシには骨が強くする成分が含まれています。
魚に含まれるDHA、EPAの効果が期待でき、脂肪燃焼効果が期待できます。

世界や日本の三大魚醤とは

〇世界三大魚醤とは
・ヌクマム(ベトナム)
・ナンプラー(タイ)
・しょっつる(日本)
しょっつるは、漢字で「塩魚汁」と書きます。
いずれもイワシをベースに漬け込んだ魚醤のことです。

〇日本三大魚醤とは
・しょっつる(秋田県)
・いしる(石川県)
・いかなごしょうゆ(香川県)

「しょっつる」は秋田県でとれるハタハタという魚や、イワシなどが原料です。
「いしる」の原料は、いわし・さば・いかの内臓などの魚介類です。
「いかなごしょうゆ」は、その名のとおりイカナゴが原料です。

ハタハタやイカナゴ、どちらも「スズキ目」に分類されている魚です。
特に、日本の魚醤のなかでも、いしるは生産量が最も高い魚醤となっています。

ヌクマムとナンプラーのおすすめレシピ

ヌクマム

・ヌクマム風味から揚げ

お酒のつまみになる一品です。ヌクマムなどで下味をつけてから揚げるタイプと、から揚げにしてからヌクマムソースに絡めるタイプがあります。

・ベトナム風サラダ

大根、人参、きゅうり、春雨を入れ、ポン酢、ヌクマムを混ぜ合わせて、最後にレモンを振りかけると完成です。さっぱりしていて美味しいです。

・ヌクマムソース

ナンプラー(ヌクマム)大さじ2
砂糖 大さじ4
酢 大さじ1
水 150cc
にんにくのみじん切り 1片
チリペースト又はチリソース 少々

生春巻きや、揚げ春巻きはもちろん、餃子にも合います!

 

ナンプラー

・きゅうりとパクチーサラダ

きゅうり、パクチー、ナッツ類、ツナと、ナンプラー、塩こしょう、オリーブオイル、おろしにんにくを混ぜ合わせると出来上がりです!簡単にできるので試してみてください。

・タイ風チャーハン

いつものチャーハンにナンプラーやレモン汁を使うと簡単にタイ風になります!好きな具材を入れてみてください!おすすめは海老です!

簡単に気軽にできるレシピばかりなので、ぜひ試してみてください!

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