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シナモンとニッキの違いとは

シナモンとニッキの違いとは

この記事では

・シナモンとは

・ニッキとは

・シナモンとニッキの違いとは

・シナモンは一日何グラムまでか

・ニッキの葉の使い方とは

・シナモンとニッキの期待される効果と効能

についてまとめました。

結論
シナモンとニッキの違い
樹皮から作るシナモンと、根から作るニッキです!

シナモンは、常緑樹の樹皮を乾燥させて作ります。

ニッキは、常緑樹の中でも『肉桂』という日本産の樹の根の皮を乾燥させて作ります。

 

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シナモンとは

よく知られた香辛料の一つ、『シナモン』。製菓や製パンに用いられる他、インド式の紅茶のチャイに添えられたり、カクテルやコーヒーにも使われることがあります。棒状のものをシナモンスティック、粉状のものをシナモンパウダーと呼び、スーパーなどでも手軽に手に入るスパイスです。 身近なスパイスであるシナモンは何から作られているのでしょうか。 シナモンの元は、クスノキ科ニッケイ属の常緑樹です。この常緑樹の樹皮を乾燥させてシナモンを作ります。その歴史はとても古く、古代ローマ時代から作られていた、世界最古のスパイスとも言われています。 飲料やお菓子、パンに使うイメージが強いシナモンですが、実はカレーなどに用いるミックススパイス、『ガラムマサラ』の基本になるスパイスでもあります。世界の中では、煮込み料理や炒め料理の香り付けとしてシナモンを使う地域もあります。

ニッキとは

メジャーなスパイスの一つである『シナモン』とよく似た種類の香辛料、『ニッキ』。日本人にとっては、京都の有名なお土産『八ツ橋』の周りについている粉、というイメージが強いです。 ニッキはシナモンと同じく、クスノキ科ニッケイ属の常緑樹からできるスパイスですが、常緑樹の中でも『肉桂』という日本産の樹の根の皮を乾燥させたものを指します。つまり、シナモンの仲間で、日本国産のスパイスをニッキと言います。 『桂皮』という生薬としても活用され、シナモンよりも辛味が強いのが特徴です。 常緑樹の樹皮から作るシナモンに比べ、根から作るニッキはコストが嵩み、流通量も多くはありません。古くからある和菓子など、昔はニッキを使っていたものがシナモンで代用されることもあるようです。

シナモンとニッキの違いとは

原料や成分は、シナモンも、ニッキも、クスノキ科の常緑樹が原料であり、桂皮アルデヒドという成分が含まれています。ニッキは木の根から作られるのに対し、シナモンは樹皮から作られているのが大きな違いです。シナモンにしか含まれていないオイゲールという成分があり、この成分で、甘い香り、味がします。

用途は、ニッキは主に和菓子や、ニッキ水などの駄菓子に、シナモンは洋菓子や飲み物、料理などに使われています。

シナモンは一日何グラムまでか

シナモンは、「桂皮」という漢方薬の一種のことです。「シナモン」はハーブとしての名称です。
かぜや頭痛などに有効で、外用薬にすれば、しもやけに効くといわれています。
医療用にもお菓子にも有効なシナモンやニッキですが、子宮に強い刺激を与えますので妊娠中の女性は控えるようにしましょう。
大人は1日2g程度が良いといわれています。

シナモンに含有される成分「クマリン」によって肝臓に影響を与えるといわれています。
シナニッケイ(カシアシナモン)という種類はクマリンの含有量が高いといわれています。
たまに食べる分なら良いですが、長期間にわたって毎日食用しないようとが推奨されています。

ですが、セイロンシナモンという種類であればクマリンの含有量が低いといわれています。

ふだん飲んでいる薬に「桂皮」が含まれている場合や、シナモン菓子などを毎日好んで食べた状態で、さらにシナモンティーなど飲むときには、シナモン過剰に注意しましょう。

ニッキの葉の使い方とは

日本古来から親しまれる、シナモンの一種であるニッキ。
食用としては、八つ橋にかかっている独特の風味の粉といった認識でしょうか。

ニッキの葉は、お茶やお酒の香りづけにも最適です。アルコールとの相性も良いハーブといえます。
和ハーブの一種のため、販売数は少ないですが精油成分が抽出できます。
ニッキの葉から抽出した精油を、アロマディフューザーに入れて蒸気浴することも好まれています。
エッセンシャルオイルとしても利用できます。
ニッキは、食用だけでなく、「和の香り」が楽しめて良いといえるでしょう。

シナモンとニッキの期待される効果と効能

まず、シナモンもニッキも同じ原料であり、ほぼ大きな効果や効能の違いはありません。

どちらもビタミンB1やB2 、カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウムや亜鉛などのミネラルを含みます。

効果、効能として、

・血行促進や血圧・血糖値の安定

・冷え性、成人病の予防

・ダイエットにも効果あり

毛細血管の老化防止や修復

・むくみ防止効果

 

例外として

・リフレッシュ効果

シナモンのみ含まれる、オイゲノールは副交感神経の活動を高め、脳をリフレッシュさせます。

 

様々な効果のある、シナモンとニッキなので、お好きな方を摂取していただければよいのですが、副作用があるので注意です。クマリンというポリフェノールが含まれていて、過剰に摂取すると肝機能障害を起こす危険性がありますので、摂取しすぎは要注意です。

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