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サーロインとヒレの違い


サーロインとヒレの違いとは

この記事では

・サーロインとは

・ヒレとは

・サーロインとヒレの違いとは

についてまとめました。

 

結論!!サーロインは牛肉の腰肉のこと、ヒレは背骨の腰に沿うようにある棒状のブロック肉のことである。どちらも希少部位として人気のあるお肉。霜降り加減や柔らかさ、カロリーなどに違いがあった!
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サーロインとは

サーロインは牛肉の腰肉のことで、希少性な高級部位のお肉です。

霜降りが入ったきめ細やかな肉質で、赤身と脂のバランス良いのが特徴です。

特に高級牛肉として世界最高ランクの肉質を誇る黒毛和牛のサーロインは、

きめが細かくサシが入りやすいため、きれいな霜降りになります。

脂の融点も低いためとろけるような食感が味わえます。

サーロインと聞くと、まずはステーキが思い浮かぶ方も多いと思いますが、

・しゃぶしゃぶ
・すき焼き
・ローストビーフ

などでも使用されることが多いです。

なお、霜降り具合にもよりますが、加熱のし過ぎは、

脂が旨味とともに溶け出していってしまう原因になるので注意しましょう。

ヒレとは

牛ヒレは、背骨の腰に沿うようにある棒状のブロック肉で、背骨の両側にあります。

そのため、一頭の牛からわずか3%しか取れないとされており、超希少と言われる高級部位です。

あまり動かさない部位のため、脂肪が少なく、低脂肪・高タンパクな部位です。

さっぱりとしていて柔らかいのが特徴です。

そんなヒレは、老若男女に好まれているお肉です。

さらにヒレ肉の中心部分には、「シャトーブリアン」という最高級部位があります。

もともと高級部位であるヒレから¼程度しか取れない希少部位なので、最高級部位と言えます。

ヒレの一部なので、同じく脂肪が少なく低カロリーで、お箸で切れるほどの柔らかさが特徴です。

ヒレを美味しく召し上がっていただくには焼き過ぎに注意です。赤身肉で脂肪が少ないため、

硬くボソボソとした食感になってしまいます。これではヒレの良さを活かせません。

 

サーロインとヒレの違い

サーロインは「ステーキの王様」と呼ばれ、ヒレは「ステーキの女王」と称されており、

霜降りを堪能したいならサーロイン、柔らかな赤身をさっぱりと食べたいならヒレ

選ぶのがおすすめです。

またカロリーはこのように同じ牛肉100gの場合でも、

サーロインの方がヒレに比べて2倍近くなっています。

 サーロイン  498kcal

 ヒレ     223kcal

ただし、同じサーロインでも、和牛のカロリーは100gあたり498kcal

輸入牛のカロリーは100gあたり298kcalと、200kcalの差があります。

これは和牛の方が脂肪分が多いためです。

霜降りの部分が多く柔らかいですが、カロリーは高くなりますので注意が必要です。

カロリー制限をしている場合は、【ステーキ=カロリーの摂りすぎ】と避けてしまうのではなく、

上手に部位を選んで食事をすることが良いのではないでしょうか。

サーロインとヒレ、どっちが美味しいのか

牛一頭あたりとれる部位は、サーロインは約10キロ。ヒレは約3キロといわれています。
サーロインに比べれば、ヒレの方が希少部位です。
味わいや肉の旨味もそれぞれ異なっています。

〇サーロインのおいしさ
サーロインは脂身のおいしさを感じることができ、ステーキとしても良い部位です。
脂がとろけるような旨味を味わうことが好きな方向きです。

〇ヒレのおいしさ
ヒレも同じくステーキに向いていますが、焼きすぎると肉が固くなってしまうためウェルダンには向きません。
ヒレは、レアステーキやお肉の柔らかさを味わうことが好きな方に適しています。
牛肉でいちばん柔らかい部位を求めるときに、ヒレ肉が適しています。

脂肪含有率やカロリーは、サーロインの方が大きく上回ります。

<脂肪含有率>
サーロイン 47.5%
ヒレ    15%
サーロインの100gあたりの脂身は40g以上となるため、ジューシーで脂身のおいしさが好みの方にはサーロインの方が良いでしょう。

脂肪の割合を見ると、顕著にヒレの方が脂身が少ないことが分かります。
また、カロリーを気にする方は、サーロインよりもヒレステーキの方がよいでしょう。

牛肉はダイエットにいいのか?

牛肉の効能としては、骨や筋肉を強くする効能があり、虚弱体質の改善や身体をあたためる効果があります。
体のエネルギー源となってくれる成分で、冷え性による下痢や貧血を予防してくれます。
ダイエットのための貧血予防をする面では、適度にとりいれておきたい食材です。

牛肉の脂身が多い部位はダイエット時に不向きです。
そのためサーロインはダイエット時には控えた方がいいでしょう。

牛肉のなかでもダイエットに向く部位は、赤身部分です。
赤身は「カルニチン」が多く含まれており、脂肪の分解をうながす作用があります。
もちろん、牛肉の食べ過ぎはダイエットに逆効果ですが、赤身肉を適度に食べることで脂肪燃焼効果が期待できます。

牛肉の赤身肉はダイエット中でも食べることができるでしょう。
赤身肉を食べたから痩せるというわけではないことを理解した上で、トレーニングなどからだ作りをしているときに選ぶとよい食材といえるでしょう。

牛肉に多く含まれる栄養素は?

牛肉には主にタンパク質ビタミンB12鉄分などの栄養が含まれています。

タンパク質は筋肉や臓器、髪の毛、肌など体を作る上で、人間にとって必要不可欠な栄養素。

牛肉の他にも大豆やチーズ、卵などからも摂取することができます。

しかし牛肉は、タンパク質が摂れる食材の中でも、

体内では生成することができない9種の必須アミノ酸の含有比率が非常に高いのが特徴です。

ビタミンB12は、赤血球を作る働きがある栄養素。

不足してしまうと疲労感や貧血を起こし、重度の場合は神経の損傷が起きることがあり、

認知機能の低下、歩行困難などをを引き起こすこともあります。

健康な生活には欠かせない栄養素です。

ビタミンB12は植物性の食品には含まれていないため、肉類で摂取することをおすすめします。

鉄分は赤血球の材料でになり、体内に酸素を運ぶ役割があります。

鉄分は細かく分けて2種類あります。

鉄分がタンパク質の膜に包まれていて、消化吸収に優れているの「ヘム鉄」と、

鉄分がむき出しの状態で、胃の粘膜やなどをを荒らしてしまう可能性がある「非ヘム鉄」です。

鉄分が豊富な食材として有名なナッツやほうれん草など、お肉以外に含まれる鉄分は

非ヘム鉄がほとんどです。

ヘム鉄を摂取したい場合は肉の中でも含有量の高い牛肉がおすすめです

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