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団子粉と白玉粉の違いとは

 

団子粉と白玉粉の違いとは

この記事では

・団子粉とは

・白玉粉とは

・団子粉と白玉粉の違いとは

・冷めても柔らかい団子の作り方

・団子の粉の代わりには何が使える?

についてまとめました。

結論
団子粉と白玉粉の違いは、
原料・製造方法が異なります。団子粉の原料は、もち米とうるち米です。2つをブレンドした米粉を水につけたあとに挽いてから乾燥させる方法で作られています。白玉粉の原料は、もち米です。もち米を洗浄して水に浸し、水を加えながら石臼でなどで挽いたのち、沈殿したものを乾燥させて作られています。

 

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団子粉とは

団子粉の原料は、もち米とうるち米です。

団子粉は、もち米とうるち米を精白し、水につけたあとに挽いて乾燥させるという製法で作られています。メーカーによっては、でんぷんを入れている場合もあります。

団子粉の見た目は、白くてサラサラしています。白玉粉と比較すると粒子は粗いです。

団子粉は、その名の通り団子を作るのに適しています。加熱後にこねなくても程よい粘りを出すことができるため、初心者の方でも簡単に団子を作ることができます。団子のほかにも求肥や大福などの和菓子作りにも使えます。

ただし、冷めてしまうと伸びにくくなる特徴があるため、生地が冷めないうちにあんこを包む必要があります。

団子粉は、もち米とうるち米の両方を原料にしているため柔らかくなりすぎず、しっかりとしたコシと歯ごたえがあります。

 

白玉粉とは

白玉粉の原料は、もち米です。

まずもち米を水洗いして12時間程度水に浸して吸水させます。
吸水したら原料に対して1~2倍の水を加えながら石臼で水挽します。この時に出る乳液をふるいにかけて粗粒を分離して、再び粗粒を水挽したら、沈殿したもの(でんぷん)を圧搾機で脱水し、脱水したものを賽の目切りにして乾燥させる方法で作られています。

製造工程が多いため、米粉の中でも販売価格が高くなっています。

白玉粉の見た目は、白くて粒子が細かくなっています。細かな塊がたくさんあり、ザクザクとしていますが、触れるとすぐに崩れます。

白玉粉は、白玉作りや大福などの和菓子に使われることが多いです。白玉粉を使って作る団子は表面がつるんとしていて、なめらかで柔らかい食感になります。

また、冷めても固くならないという特徴があります。

 

団子粉と白玉粉の違いとは

団子粉と白玉粉の違いとは、原料と製造方法が異なります。

団子粉の原料は、もち米とうるち米です。2つをブレンドした米粉を水につけたあとに挽いてから乾燥させる方法で作られています。見た目は白く、サラサラしていて粒子が粗いです。

白玉粉の原料は、もち米です。もち米を洗浄して水に浸し、水を加えながら石臼でなどで挽いたのち、沈殿したものを乾燥させて作られています。団子粉と同様に見た目は白いですが、粒子は細かく、たくさんの細かい塊がザクザクしています。

どちらも団子や大福を作る時に使用されることが多いですが、出来上がりの食感が異なります。

団子粉は歯切れよくしっかりとしたコシと歯ごたえがあり、白玉粉はつるんとしたなめらかで柔らかい食感をしています。

団子粉や白玉粉は何で代用ができるのか

団子粉は、うるち米ともち米を製粉したものです。
白玉粉は、もち米のみ製粉したものです。団子粉よりも、粉の粒子が細かい特徴があります。
代用はできなくないですが、白玉を作るつもりで団子粉を代用すると、コシが強すぎて思っていた食感と違うなんてことはあるでしょう。

一見似ている片栗粉や小麦粉などの白い粉末は、原料がまったく違います。
団子粉や白玉粉はうるち米が含まれています。
片栗粉は、じゃがいものでんぷんが原料。小麦粉は、小麦が原料です。
小麦粉と片栗粉でお団子を作ろうとしても、「すいとん」のような仕上がりになってしまうといえるでしょう。
「もち粉」であるかどうかが、白玉やお団子を作れるポイントになります。

団子粉や白玉粉の保存方法とは

粉の状態であれば、湿気のないところで保存すれば日持ちします。
調理後1日程度は状態をキープできます。
さらに砂糖を入れた場合だと、柔らかさが何日かは保てるとのこと。
常温での賞味期限は1~2日程度といわれています。
冷蔵庫に入れると常温のときよりも硬くなりはじめます。
1日過ぎてしまったら、冷凍保存を考えましょう。

冷凍する場合は、餅同士がくっつかないように離した状態で保存しましょう。
また、餅を成型してまだ加熱していない場合でも、冷凍保存が可能です。

冷めても柔らかい団子の作り方

団子粉で作る団子の特徴は、時間を置くと固くなり、歯切れよくしっかりとした歯ごたえがあることです。

そんな団子粉を使用し作った団子を固くならずに、モチモチとした食感にする方法があります。

それは、砂糖を混ぜること!

砂糖を入れることによって団子そのものが少し甘くなりますが、砂糖には保水性があるので団子粉と混ぜることで固くなりにくくすることが可能になります。

混ぜる分量は、団子粉に対して砂糖を2~3割混ぜて入れると柔らかく固くなりづらい団子を作ることができます。

 

団子の粉の代用は何が使える?

団子を作ろうと思った時、家庭に団子粉や白玉粉がない場合があります。

そんな時にごく普通に家庭にあるもので代用ができます。

それは、小麦粉と片栗粉です。

この2つならもし家庭に無かったとしても、スーパーやコンビニで簡単に手に入ります。

【材料】

・小麦粉 1カップ
・片栗粉 1カップ
・砂糖  大さじ1
・水   1カップ

これらの材料を混ぜてこねて丸めたら、茹でます。茹であがったら冷水で冷やし完成です。

この方法で、団子粉や白玉粉が無くても柔らかくて美味しい団子が作れるのでぜひ試してみてください。

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